承徳避暑山荘と外八廟

〔世界遺産登録〕1994年
〔位置・交通手段〕所在地:河北省承徳市。
北京市内より車で約3時間(高速道路建設中)。列車4時間。
〔その他情報〕北京からは一泊二日の観光圏だが、見所が多くできれば承徳で二泊したい場所。避暑山荘で半日、普陀宗乗之廟で半日、その他の寺院を2〜3ヶ所見学して半日〜1日くらいの時間は欲しい。

避暑山荘と外八廟の魅力
承徳はかつてモンゴル語の地名の意訳で「熱河」と呼ばれ、冬でも川が凍らない場所であり、清の康熙帝のときに夏の離宮の場所に選定されて、雍正帝、乾隆帝の三代かけて完成させたのが避暑山荘である。清が最も栄えた時代の建造物であるが、派手さを好まなかった康熙帝の影響からか避暑山荘は比較的落ち着いた色合いである。皇帝が夏の間、執務できる建物や居住空間と広大な庭の構成であるが、564万平方uの敷地の中に山や湖や草原などが区分されている。避暑山荘の北と東側の山麓に大きな寺廟だけでも11ヶ所あるが、その中で北京の皇宮の管理化にあった8つの寺廟を「外八廟」という。観光客の立場からすれば、この「外八廟」が見所であり、特にラサのポタラ宮をモデルにして造られたといわれる普陀宗乗之廟や、高さ22mの千手千眼観音を安置する普寧寺、パンチェンラマの行宮タシルンポ寺を模した須弥福寿之廟が見ごたえある。康熙帝の時代にチベットの統治を強め、雍正帝もラマ教を保護したこともありラマ教寺院が多い。 純粋なチベット様式というよりもチベット、モンゴル、漢、満州などの建築様式が融合されたものが多い。安置されている仏像もラマ教独特のものが多く興味深い。
周辺の見所
磐錘峰(棒錘山とも言われる)。
承徳市東部の磐錘峰国家森林公園内。
高さ59.42mの奇石


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