開平望楼と村落

〔世界遺産登録〕2007年
〔位置・交通手段〕所在地:広東省開平市。
〔その他情報〕開平は広州から仏山方面の約160km、高速道路で2〜3時間。広州から近いが仏山を超えて珠江を渡ったあたりでは片道二車線になり事故渋滞等が起こりやすく一度事故・故障車がでると大幅に時間が狂う。帰国日・移動日等時間が制約される場合には注意が必要。

開平望楼の魅力
中国では開平diao楼(diaoは石偏に周)と呼ばれ、明代後期〜清代に海外に渡り、20世紀初頭頃から戻った華僑が自分の住宅として建設した西洋風建築群を指す。数千あった開平?楼も現存するのは1833軒と言われ、当時、治安の問題から盗賊等から身を守るための様々な工夫が施されている。鉄砲を撃ちおろす小窓が造られていたり、各階ごとに立てこもることのできる準備が施されていたり建築に独特の特徴がある。 各家は4階〜5階建てのものが多く、数軒〜数十軒で集落を形成している。現在見学することのできる集落は、開平市内数ヶ所に分散しており、自力村、立園、赤坎、馬降龍などが代表的なところである。開平望楼の幾つかの建物の中には入って見学できる。 また自力村の中に開平望楼の歴史や生活の資料などが展示されているところもあり、ゆっくり見学したい。 立園は、多数の建物と庭園、敷地内に川(運河)まで引き込んだ富豪一族の豪華な屋敷であるが、他と同様に盗賊等に襲われた際の逃げ道として地下道や小船を準備するなど工夫がなされており当時の様子を想像することができる。
周辺の見所
仏山祖廟・・・広州市と開平市の間の市で、車で開平からは1時間半、広州から1時間程。 仏山祖廟は宋代1080年頃に建てられた道教廟が始まりで、明代に再建されたこの廟の建築面積は3000u余りで全殿、正殿、後楼、錦香池、万福台の5つに分かれている。祖廟は唐代の建築様式の特徴を伝えており、その装飾についてはこの地方独特の特徴をもっている。


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