莫高窟

〔世界遺産登録〕1987年
〔位置・交通手段〕所在地:甘粛省敦煌市。
市内中心地の東南25kmの鳴沙山東麓の崖壁。
〔その他情報〕敦煌は西安から国内線乗継が一般的だが、ローカル航空会社の小型便が多く夏季には増便するがスケジュールが確定するのが遅く早期から計画を立てにくい。北京、蘭州等からの便もあるが便数が少ない。また沙漠の中に街のため夏季の昼間に気温が上がりすぎると飛行機が飛ばないこともあるので注意。
莫高窟の魅力
中国三大石窟(大同雲崗石窟、敦煌莫高窟、洛陽龍門石窟)の中でも最も壁画がすばらしい敦煌莫高窟。シルクロードの拠点だった敦煌にこの石窟が築かれ始めたのは五胡十六国の時代366年のことで、楽?という僧が金品を寄付して掘り出したことに由来する。その後北魏から隋・唐を経て元の時代まで掘り続けられた。美術的にも歴史的にも中国最高峰の壁画群であるが、その保存のために観光客に解放されているのはその一部である。今後、保存のために更に制限される話もでてきている。
周辺の見所
鳴沙山・・・敦煌莫高窟の反対側斜面に広がる大きな砂丘。麓に湧き出る月牙泉は有名。
少し離れて・・・
陽関遺跡・玉門関遺跡・・・敦煌の西南75kmに陽関、敦煌の西北95kmに玉門関。紀元前2世紀、漢の武帝の時代に匈奴の襲撃対策に長城が造られたが、その西の果ての拠点として造られたのがこの二つの関。陽関は通常の車で行けるが、玉門関は沙漠に入るので通常の車では危険なので注意が必要。沙漠の中に狼煙台等の僅かな遺跡が残るのみ。
嘉峪関・・・400kmほど東、嘉峪関市から西7kmの明代に建設された万里の長城の西の果ての関所。長城は漢の時代には土と藁を突き固めて造られたが、明代には焼いた堅い煉瓦によって組上げられた強固な長城となった。現在、見ることができる長城の多くが明代のもので、嘉峪関はその西の果てに築かれた周囲640m、高さ11mの城壁に囲まれたシルクロード上の関所。

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